営業部隊の努力により、売上金額の維持ができている企業でも、デフレの影響による商品単価の減少はどうにもならない。
その結果、出荷ケース数が増加し、売上高が同じでも物量が１０％増加している企業も珍しくなくなっている。
企業により配送手段はさまざまであるが、路線業者や個建て業者を活用しているウェートが高ければ、ケース当りの単価契約（厳密に言うと物量＝重量orサイズ×距離）になっているため運賃はそれに比例して増加してしまう。
この運賃増加を抑制する努力が必要になってくるが、運送会社に相談して配送集約等で値下げ要求をしても運賃が下がらない場合も多く、配送担当者はお手上げという企業も多い。
その結果、運賃は下がらないと思っている企業が多いのである。
しかし、実際はそうではありません。運賃を下げる方法はあるのです。